想像していたことが実現しようとしている
日本サッカー協会がヨーロッパに拠点を設ける、
というニュースが飛び込んできました。
多くの人にとっては、数あるニュースの内の一つにしか過ぎませんが、
僕にとっては興奮を隠しきれないニュースです。
<参考URL>
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2012/11/16/kiji/K20121116004563630.html
なぜかというと、業界の色々な動きを見ていて、
自分が予測していた通りのことが起こったからです。
出国前に「もしかしてこういうことがあるんじゃないか」と、
探りを入れていたのですが、めぼしい情報が特に出てこず、
単なる空想の域を超えませんでした。
今まで心の中で想像していたことが、現実の世界で実現しようとしている。
これは非常に不思議な感覚です。
日本サッカー協会は、「2015年までに世界のトップ10入りを果たす」
と目標を掲げています。現在のところ、
W杯での日本の最高順位はベスト16、
FIFAランキングは24位です。
2015年までの目標達成、そして2016年以降の
順位の維持・向上のためには、更なる施策が欠かせません。
欧州拠点は、その施策の実現の上で、間違いなく大きな役割を担います。
できることなら、僕もそこに関わっていきたいと思っています。
僕はもしスポーツ業界・サッカー業界に転職できなかったら、
「1年間という、長い長い夢を見させてもらっていたんだ」
と考えることにしていました。
でも、今、幸運なことに、夢と現実の境界線が
見えなくなっているように感じています。
結局、夢と現実は離れたところにあるのではなくて、
現実は夢に反映されるし、夢を見ることは現実の一部。
いつか、自分の夢と日本サッカー界の夢が重なり合う瞬間に
立ち会うことができれば、それは人生で最高の瞬間です。