ベルギーに来たよ
冬休み期間を利用して、ベルギーに来ています。
クリスマスイブをブリュッセルで過ごし、
クリスマス当日はアントワープというスケジュール。
ケーキのかわりにワッフルを13個食べました。
アントワープに来たのは、洗練された街並みとファッションの発信地、
という点に憧れてのことだったのですが、
「フランダースの犬」の舞台になった街でもあるんですね。
主人公ネロがパトラッシュと眠るシーンで有名な大聖堂に行った後、
ベルギービールを飲みながらチョコレートを片手に、
PCでリメイク版(アニメ版を編集した映画)を観ました。
フランダースの犬というと「僕もう疲れたよパトラッシュ」
というネロの最期のフレーズと、オープニング画面の
「ランランラーンランランラーン ジングルジングルなんとかかんとか」
というメロディー(歌詞が途中からゴチャゴチャしてよく聴き取れなくなるアレ)
しか記憶にありませんでした。でも改めて観てみると、示唆に富んだ、
本当に素晴らしいストーリーでした。
特に印象的だったのが、ネロのおじいさんが亡くなってしまった翌日から、
ネロが牛乳配達や絵画をする、というシーン。
やり切れないことに直面しても、延々と落ち込まず、
日々の生活と目指す将来のため(短期と長期の両方の側面から)、
今やるべきことにしっかり向き合って取り組んでいく
という姿勢はすごく大事にしないといけないな、と改めて思いました。
よくテレビの特番で、大聖堂で横たわるシーンのみをカットして
放映されていることがありますが、実はそれ以外にも印象的な場面が
とても多いです。また、リメイク版のエンディングで流れる
"When I cry"というタイトルの曲がすごく素敵です。
会社や学校が休みに入ったけれど家でやることが思いつかない、という方、
もしよければ「フランダースの犬」を選択肢の一つに加えてみては
いかがでしょうか。